ついに今週末から実施されるプレミアムフライデーですね。政府の去年末に打ち出した、月末の金曜日は午後3時ごろまでに仕事を終わらせ、買い物や旅行などを喚起しましょう!という試みなのです。
プレミアムフライデーの企業側の動き
一部の企業においては、午後3時の退社促進のために奨励金支給など新たな対応を取る動きもあって、羨ましい限りです。
だって、一昔前までブラック企業のお仲間とか常連と言われていたソフトバンクでさえ、「金曜日は(会議を)ばさっと切る」と同社の宮内社長自身が述べており、更には全正社員1万8000人に毎月1万円の支援金の給付を予定しているなんて、、、ホワイト。どうしたソフトバンク君、いつからホワイトバンクに?
他方では、住友商事の様に毎週金曜日を有給消化促進デーとして設け、有給消化が難しくても、フレックスタイムで午後3時には帰らせるという徹底ぶり。感心してしまいますよ。
旅行系は、需要を取り込めるために色々
盛り上がって来ると、恩恵を受けるのは旅行業界。
JTBなどは金曜日に遅く着いても夕飯が取れる温泉宿を用意したり、JR東日本では臨時列車の増発、JALでは北海道のリゾートホテルをリーズナブルで提供するなど、需要喚起に力を入れています。
週末の女子会は宿で待合わせ!なんてことが日常的になるかもしれません。
プレミアムフライデーをしない会社は、今どきブラックだよね♡
足元の自分の会社はと・・・、そりゃねーぜ!
実際の自分の会社はどうなんでしょと最近聞いてみたら、うちの会社ねーっ。まだ先週の時点で周り見ている様子でした。とっとと休ませろー!
よゆーないない会社はまずむりだし、そもそも休むというこを考えていないと難しいので、休めない会社は赤の会社か黒い会社しかないよねー。
今週にはいってからは、残業は暇人がやるなんて声が高知から聞こえてきてますよ 笑
いいですか。残業は暇人のやることです。いつまでも職場に残っている人は、根本的に暇なんです。「毎日残業するなんて暇ですね〜、仕事以外やることないんすか?」という認識を当たり前にしましょう。
— イケダハヤト (@IHayato) 2017年2月20日
モーレツ社員は、今は昔の旧石器人
特に電通問題が出てきたころから、モーレツには働くというのが美徳というのが崩壊しました。
これだけ天ぷらやらコンプラとかが叫ばれ、会社は社員の健康管理や〜ら、メンタル管理まで見るようにしろと、うるさくもなりました。まぁ、メンヘル講習というエアー残業(睡眠残業)をしなくてはならないのが辛いところ。
やすまないと、ベストバランス&ベストパフォーマンスは出せないのですよ。時間給に縛られてダラダラやるのではなく、これからは作業や金額の量というものによって評価されるべきものであります。
無形なものの価値を測るのが苦手な日本ですが、量売りっていう考え方が育っていけば、新たな時代の新たな価値感を構築し無ければならない。そうすれば、今はクラウドワークスの様なダンピング合戦ですが、その仕事量を正しく評価できれば、正しい労働対価が支払われるようになるのです。
それがうまく軌道に乗れば、今以上に在宅やリモートワークといった、オフィスに通わなくても仕事ができるライフスタイルが普通になるのです。
プレミアムフライデーは乗っかってしまおう皆がハッピー!
つい最近までほとんど動きがなかったのですが、ここへ来てバタバタと動きが出てきたようです。
なんで日本って直前にならないと盛り上がらないんだろう?それなのに、良くも悪くも社会全体が直前にドタバタバスに乗り遅れないように参加するときは、なぜか上手くゆく確率が高いんですよね。
だから、この金曜日は休むという流れは、プレミアムフライデーを起点に、週休3日などに発展していきそうなヨカンがしてなりせん。