東芝さんのメモリー事業の売却で、鴻海さんも狙っています。技術の海外流出の懸念があるため、入札には国内企業を狙っているようです。既に鴻海側はAppleやソフトバンクグループを巻き込んでいますが、ここにきてシャープも入れて、東芝メモリー事業買収を検討しているという。
鴻海チームに東芝メモリー事業部門が入ると・・・
去年の鴻海のシャープ買収で、シャープは国内企業?という声もあるけれど、一般的には国内企業とみている人は多いと思います。これが実現すれば、
舎弟 鴻海
子分 フォックスコン
手下 シャープ
足軽 東芝メモリー事業部 ← 今取り込み中
裏ボス ソフトバンク
なんという身分制度。東芝メモリー事業部門とはいえ、シャープの下請けみたいな状態になるとは、10年前にこんなことをが考えられたのものだろうか?目のつけどころがシャープなのかw
ここでシャープ買収と違うところは、東芝メモリー事業部門は赤字だから売却ではなく、東芝本体が赤字のために手放されることが違うところ。これまでトップを走って来た企業がもつ技術が、目先のリストラで、簡単にはがされてきているのです。なんか理不尽な。。。
日本の技術革新は経営が問題?
考えさせられるのは、今の日本型経営ではもう立ち行かなくなってきているということではないのでしょうか。特に文系>理系という、技術軽視というのがIT企業を中心に言われているのに、何も解決されずにここまで来てしまったように見れてしまいます。
特にソフトウェア分野は壊滅的で、からきし軽視していたら、完全に世界から遅れてしまっています。
その結果、技術のイノベーションやイニシアティブというのが取れず、ずるずると電子立国と言われたその地位を低下させているのです。シェアが低下するということは、生産が低下して行き、売り上げや雇用にも影響がでてくることは、これからやってくるものです。
技術を重視しなくなった日本は、この先何を目指しているのか?介護とかって生活基盤なのでそれちょっと違う。よく見ていくと、いいものは多くあるものの、それが海の外までは出ていかない、出てゆけない。
んー、、、大問題。