シャープが鴻海に買収されたらV字回復、中国テレビ市場シェア4倍になりました。
シャープ、3年で売上高3.25兆円=リーマン前水準、V字回復狙う
中期経営計画発表で記者会見するシャープの戴正呉社長=26日午後、堺市
経営再建中のシャープは26日、今後3年間の中期経営計画を発表した。最終年度となる2020年3月期の連結売上高は17年3月期比6割増の3兆2500億円と、リーマン・ショック前の08年3月期以来の高水準を目指す。シャープは、コスト削減の「守り」から事業拡大の「攻め」に転換。記者会見した戴正呉社長は「必ずV字回復を果たす」と述べた。
引用元:JIJI.COM
一年半前は倒産寸前であったシャープですが、今年に入った鴻海買収後は今年の上四半期が世界シャアは約2倍、中国市場においてはシェアが4倍とまさにV字回復といった数字です。
鴻海はスマホや液晶テレビなどの電子機器を受託生産する世界的なEMS工場として有名です。シャープはその一遍を担うものとして買収されましたが、ここまで回復するとは1年前には誰も予想だにできなかったものです。
あおもてなしとか戦略を立てるのは得意のはずなんですが、なぜこうも海外進出に失敗してしまったのかということ。鴻海は中国での商習慣も知っているはずですし、中国で売るなら中国人が売ったほうが売れるということでしょうか。
経営者が変わるとこうも変わるのかと思うと、今赤字の会社は経営者を変えるか、やり方を変える勇気が必要だと考えさせらえました。