てるみくらぶの破産は負債額が約100億にも上ることから、一部では「倒産は計画的ではないか」の声があります。
旅行業協会の弁済制度ですが、1億2000万しかないところに、既に2万5千程の申し出があるので、返金はかなり少なくなる模様です。
てるみくらぶのツアー客は被害者
その一方で、破産事後まだ3000人ほど海外にいたそうです。被害に会われた方はお疲れさまとしか言いようがありません。
ただ、
キニ速 : てるみくらぶ利用者の帰国難易度…… https://t.co/L0O6Evechz pic.twitter.com/xwyP20O4yr
— キニ速 気になる速報 (@kinisoku) 2017年3月29日
社長がこんな風に言ってしまったので、その部分が誇張さて、ネットでは安いから使うなんて自己責任の様とか「ざまぁ」とか罵倒が目に付きました。
ただそれはちがうのではないかと。これは事故ではなく、ツアー客は善良な被害者ですからね。
旅行費ケチっててるみくらぶを利用し、ゆったりアメリカを巡る旅の筈が見事サバイバル生活体験旅行に変貌した友人から得た教訓
旅行で旅費はケチるな
以上
— せいばー (@saver___) 2017年3月28日
安い値段であっても、利用客はちゃんとした契約書で結んで旅行へ出かけているので、落ち度はありません。申込して代金を旅行代理店に支払ったのに「支払いがない」と言われれば、それはパニックになりますよ。
しかも昨日まで使えていたホテルが、翌日代金払われてないと言われたら、それ何の冗談と言いたくなると思います。
批判している声には、単に海外旅行に嫉妬しているような、時代錯誤な意見もあります。それは単なるやっかみじゃないかと思われ。ツアーで行っただけで批判できる人が湧いてくるのが悲しいです。その内容は乏しいものなのです。
年度末で仕事が忙しいから、遊びに海外行ける人への嫉妬なのだろうか?
アジア圏の近距離であれば、航空券だけでも数万ぐらいしかしませんし、むしろ国内の方が同じ日数の旅費を比べたら、トータルで旅費が高くなる場合がありますからね。
また今のところ、ホテルや観光の足となる交通がキャンセルされていますが、飛行機の復路キャンセルは今のところはない模様。
てるみくらぶが零細企業であれば、それほどニュースにはならなかったと思います。
HISを含めた格安系旅行会社の中ではそこそこ規模があり、被害者数や金額などか多いので、ここまでニュースになったと考えれらます。
JATAは他責ではなく改善を
てるみくらぶ破産後、にわかにこの記事が読まれています。今の日本の旅行会社の悪しきとろです。
とても真面目な記事。旅行業界にずっといた人間からの視点。 #はてなブログ
てるみくらぶ騒動から見る日本式パッケージツアーの終わりの始まり - 夫婦でプーケット移住https://t.co/vUP13kVs2q pic.twitter.com/KjSphVmHl2— プーケットのくま@はてなブログ (@phuket_bear) 2017年3月26日
旅行業協会に入ると営業保証金を安くできるので、そのために加入しているという会社は多いと思います。だが今回の倒産によって、未出発の顧客に返金できる額ではまったくなかったり、突如ツアー継続が困難になりました。
なのでこのことが教訓になって、支払った旅行代金やツアー中の中止の保全と保証は、旅行業界全体で考えてもらいたいものです。
特にツアー中の突然の打ち切りはかなりキツイですよ。